旧西村家住宅保存修理事業
旧西村家住宅は大正3年から4年(1915)にかけて建てられた西村伊作氏の自邸です。家族本位の思想にもとづいて計画された郊外型住宅の初期の建物として価値が認められ、平成22年に国の重要文化財に指定されています。
修理期間は平成28年4月から平成30年12月までを予定しています。現在は、地盤面が不同沈下していた建物北東部分の地下室部分と食堂東側の張出部分において、地盤の強化を図りながら建物を良好な状態に復旧する基礎工事に取り組んでいます。
修理前の旧西村家住宅
地下室部分の基礎工事の状況