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県指定文化財 総持寺総門、鐘楼の保存修理事業

 総持寺は和歌山市梶取にある西山浄土宗の寺院です。今回は県の文化財に指定されているたてもののうち、総門の半解体工事、鐘楼の解体工事を平成27年2月から3ヶ年度をかけて実施しました。

 総門は17世紀中頃の県内最大級の四脚門で、今回の修理に伴う調査により宝暦11年(1761)に瓦を一新して修理されたことが判明しました。
鐘楼は寛永15年(1638)に梵鐘が鋳造された際に建てられたことが判明し、元禄9年(1696)に軒廻りが修理され、天保9年(1835)に現位置に曳き屋されたことが古文書史料などからも確認されました。

総門竣工

鐘楼竣工

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